植栽管理の中長期植栽計画
中長期植栽計画とは5年~10年単位で、マンション、公共民間施設、企業などの緑地において、
景観環境の維持、危機リスクの軽減、および管理コストの最適化を目的とする計画となります。
毎年の剪定(短期管理)とは異なり、樹木の成長や劣化(枯損)を予測し、将来的な植え替えや樹形の制御を計画的に行います。
改善が必要と思われる議題・事案・箇所の概算予算の作成して、年度予算内で出来る範囲から行う提案をします。
3っの視点で、緑地の魅力を向上させながら安全かつコスト効率の高い管理を実現します。
現状維持だけではマンションの未来をより良くしていく事は出来ません。
「景観・環境」「危険・リスク予防」「コスト・管理費削減」の3つの視点で暮らしや景観を高めていくための中長期植栽計画が大切となります。
ここがポイント!
管理組合・管理会社・当社と協力・連携された管理計画がもっとも重要となり、協力・連携不足の場合、植栽管理にも影響が出てきます。
1.コスト 管理費削減
● 大きくなり過ぎた樹木の強剪定。(翌年度から管理費が軽減されます。)
● 不要樹木の伐採・伐根計画。(翌年度から管理費が軽減されます。)
● 各エリアの優先順位の設定。(2年~3年でよい作業エリアの計画。)
● 1月~4月への作業のスライド。(1月~4月に剪定を行うと安くなります。)
● 除草対策。(除草シ-トを活用し、除草管理費を軽減できます。)
● 自動・手動灌水の設置。(夏場の水遣り管理費の削減。)
● 草刈り・草引きなどを住民参加型にすることでコストを削減する。
● 管理組合・管理会社・当社と協力・連携された管理計画。
2.景観・環境維持
● 癒される景観計画エントランス・通路など美しく、気持ちの良い空間計画。
● 近隣の皆様へ不快な印象を与えない管理計画。境界より出ている樹木の剪定計画。
● 駐車スぺ-ス周りの景観環境維持計画。
● 除草対策。(除草シ-トなどを活用し、草の生えない景観計画。)
● 樹木の成長に合わせて適切な姿を維持し、将来の植え替え方針を決定。
● 大規模修繕工事後の植栽改修計画。
3.危険・リスク予防
● 腐っている支柱の取り換え・結束の直し。
● 強風・台風時の倒木回避計画。(樹木支柱の点検・対策)
● 通行の妨げや防犯上良くないカ所の管理計画。
● 近隣からのクレ-ム回避。大きくなりすぎた樹木の剪定や落ち葉が飛ばない時期の剪定など
中長期植栽計画の例
年次計画の策定
● 1~3年目 植栽診断を行い、危険樹木の伐採。高中低木の整理(共生と再生 3年計画の管理コンセプト)。
● 4~6年目 整理した高中低木の診断と評価。危険な樹木、更新が必要な樹木の再特定。
● 7~10年目 成長した樹木の管理形態の再決定、植栽エリアの一部リニューアルと捕植。
● 植栽管理台帳を作成して、樹木を適正に管理。
● 概算予算の作成して、予算に合わせた優先順位付け。

